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- 『ハヌッセン』(原題:HANUSSEN)(1989年)
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実在した人物エリック・ヤン・ハヌッセン(1889年〜1933年)の伝記映画。
予言者、超能力者、千里眼を持つ男と形容されておりましたが、
実際はユダヤ人の奇術師(本名:ヘルマン・シュタインシュナイダー)でした。
映画では奇術師である事実には触れておらず、戦時中の負傷から回復する
過程で不思議な能力を身につけたという解釈で描かれています。 |
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『神に選ばれし無敵の男』 (原題:INVINCIBLE)(2001年)
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『ハヌッセン』同様にエリック・ヤン・ハヌッセンが出てきますが、
こちらではハヌッセンは脇役で、映画の主役は怪力のユダヤ青年です。
こちらの映画ではハヌッセンの予言はすべてトリックだったことを示す
シーンが出てきます。 |
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『オーソン・ウェルズの フェイク』(1975年)
(原題:F FOR
FAKE)
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わずか25歳で映画史に残る名作『市民ケーン』を作った天才オーソン・
ウェルズの遺作です。彼自身が手品の腕は相当のものだったらしく、
この映画ではマジシャン役で出演しております。
最初のシーンでコインマジックを披露しますが、本編の話は
マジックとはほとんど関係ないストーリーになってます。
タイトルのフェイクは「贋作」の意味です。
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- 『マジック』(原題:MAGIC)(1978年)
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アンソニー・ホプキンス主演のサイコスリラー。
主人公はマジシャンという設定で「マジック」というタイトルですが、
腹話術の話です。マジックネタは、殆どなかったと記憶しています。
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- 『マジック・ボーイ』 (原題:THE ESCAPE ARTIST)(1982年)
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フーディーニの牢屋抜けや水中脱出に挑戦する少年の映画。
テクニカルアドバイザー:リッキー・ジェイ(Ricky Jay)
ロックコンサルタント:ビル・ライルズ(Bill Liles)
イリュージョンデザイン&コンサルタント:ジョン・ゴーン(Gohn Gaoghn) |
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『ヨーロッパの夜』(1960年)
(原題:EUROPA
DI NOTTE)
マジシャンのあいだでは、チャニング・ポロックの「鳩出し」で
超有名な映画でありながら、日本ではソフト化されていない映画。
一般的に知名度が低いからなのでしょうか。
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『スティング』(1973年)
(原題:THE
STING)
1936年のシカゴを舞台にした詐欺師の映画。
映画全体が
1.下ごしらえ
2.シナリオ
3.ひっかけ
4.吊り店
5.しめ出し
6.最後にぐっさり←これがタイトルの「スティング」の意味です
の6つのパートで構成されている。
3つ目の「ひっかけ」のパートでポール・ニューマン扮する詐欺師のゴンドル
フがロバート・ショー扮するギャングの大物、
ロネガンと列車内でポーカー勝負をするシーンでカードのすりかえを行いポーカーで勝利する。
マジック指導:ジョン・スカ−ニ
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【マジシャンが出演している映画】
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『サイレント・ムービー』(1976年)
(原題:SILENT MOVIE)
マルセル・マルソーが1シーンのみ出演。
マルソーはマジシャンではなくパントマイムの神様ですが、
この映画のマルソーの使われかたは絶品です。アイディアの勝利。
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【実在のマジシャンが役として出てくる映画】
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『フェアリーテイル』(1997年)
(原題:FAIRY
TALE: A TRUE STORY)
“妖精を目撃した”という姉妹が巻き起こしたイギリスの
実話を元にした話。実話の映画であるため、
ハリー・フーディーニとコナン・ドイルが出てきます。
当時フーディーニはアメリカ奇術師会の会長であり
コナン・ドイルとは旧知の仲だったそうです。
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『魔術の恋』(1953年)
(原題:HOUDINI)
ハリー・フーディーニ(1874年〜1926年)の伝記映画。
主演はトニー・カーティス。
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『超能力者/ユリ・ゲラー』(1996年)日本未公開
(原題:MINDBENDER)
ユリ・ゲラーの伝記映画です。
手品師時代のユリも描かれている。
ラスト5分位に本人も出演しています。
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